2012年4月22日日曜日

家づくり-47


先日、一部に使う、内装の壁材に、柿渋を塗りました。
天然の材料です。

ーーウィキペディアよりーーー
柿渋には防腐作用があるため、水中で用いる魚網や釣り糸の防腐と、強度を増すために古くから用いられてきました。また、木工品や木材建築の塗装の下地塗りにも用いる。縄灰と混ぜて外壁の塗装にも使用されました。更に紙に塗って乾燥させると硬く頑丈になり防水機能も有するようになります。




まず、原液のまま一回塗ります。




きれいに紅色になりました。




さらに、ベンガラを混ぜて二度塗りします。


ベンガラについて
ベンガラは土から取れる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄とも呼ばれ語源はインドのベンガル地方より伝来したことからそう呼ばれています。

日本の暮らしにも古くから根付いている素材で陶器や漆器、また防虫、防腐の機能性から家屋のベンガラ塗りとしても使用されてきました。
ラスコーやアルタミラの洞窟壁画にもみられ旧石器時代から使われた最古の顔料であり古代色です。経年変化に強く、日光による褪色がないことも特徴で昨今では無害であることから天然素材として見直され繊維製品への染色、オーガニック製品にも使用されるようになりました。




こんな、感じです。
柿しぶと混ぜていきます。




塗ると、きれいに木目が浮き上がります。




シブイ、感じです。



0 件のコメント:

コメントを投稿