先日、奈良県の吉野へ子供たちと行って来ました。
吉野といえば、林業の発祥の地。吉野杉といえば、世界的に有名です。
木をさわる大工仕事をしているので、一度は訪れたい地でした。
たまたま、FBでお知り合いになった方が、環境プランナーをされていて、その方の企画でした。吉野の山の良さと、問題になっている部分の相反する側面を覗けるツアーでした。
子供の参加は、うちのトモとケイスケの他に、フランスから参加のNoemieちゃんとCecileちゃんです。
まずは、原生林などを、保全する活動をされている、「森と水の源流館」へ到着。
さっそく、バスで、一時間ほど走って、人の手が一度も入っていない原生林へ行きました。
さすが、すごい雰囲気でした。ひんやりとして、全てのものがとてもキレイに見えました。
中でも、川の水がとてもキレイで、聞くと、飲めるということなので、ペットボトルに汲んで飲みました。冷たくて、おいしかった!
そのすぐ反対の谷は、人が入り、伐採を繰り返した山です。
こちらは、保水力もなくなり、山肌が崩れて、まったく違う様子です。
この状態が、元の原生林に戻るのは、何百年もかかるらしいです。
最後に、キッチリと管理、植林された杉です。
こちらは、徒歩で、一時間登りました。
その先に、樹齢400年の巨大な杉を見ることができました。
何とも言えない、素晴らしく、美しかったです。
この杉は、400年間、どんな景色を見てきたのでしょうか?
人間の愚かさを、穏やかに、上から、眺めているように感じました。
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