おなじみ、プラヂナーの松見さんの仕事です。
加悦町に再オープンする、「かやの里」での薪ストーブ設置です。
簡単に設置と言っても、モルソーの薪ストーブの中でも、最大級の3610の設置に加え、かなり大きな施設のため、天井高が高く、屋根裏を抜けたあと、大屋根の瓦の下地の鉄骨をすり抜けて、垂直に貫くという、高度な技術を要求されます。
まずは、ストーブを設置する下地を造ります。
「アイカセラール」という、強固な部材を床に使用します。
次に、壁です。不燃材を使うため、下地を造ります。
そこへ、石を貼っていきます。
これが、かなりの重量感があって、めちゃくちゃシブイです。
そうこうしているうちに、薪ストーブの到着です。
今回の仕事の主役です。
200キロあるため、特種なクレーンを使います。
200キロの本体を移動さすのも一苦労です。
三人がかりでなんとか前へ進めていきます。
設置場所へ、到着。
今回の山場である、煙突の施工に入ります。
垂直に立てるため、下げ振りを下ろして、慎重に位置を決めていきます。
天井に穴が開きました。
この、大屋根を貫いて、デンマーク製の重量感たっぷりの煙突が、立ちます。
下から位置を決めていき、最終、大屋根の一番上に穴を開けました。
大工仕事を中心にしている僕にとって、屋根に穴を開けるのは、抵抗ありましたが、一緒に仕事をさせていただいて、なるほど納得しました。
まったく、雨漏りなどに心配はいりません。
ところで、この日、大屋根の上は、灼熱地獄でした。
二重管の一本40キロもある、煙突が、貫きました!
雨仕舞いをしていきます。
見事な、工法です。まったく雨漏りの心配はいりません!
最終の仕上げをしていきます。
非常に丁寧な仕事です。
瓦の上で、目玉焼きができそうなくらい、灼熱地獄の中での作業です。
最後の仕上げです。
見事に、貫きました!
天井裏は、サウナのような、温度です。
ここでも、補強の仕事をしました。
完成!素晴らしいです!
ここまでの作業に三日かかりました。
松見さんは、計画段階から、設計や、部材の調達など、見えないところ大変な労力があったと思います。
ホントにお疲れさまでした!
0 件のコメント:
コメントを投稿