猫の目線
都会から、田舎へ引っ越してきて、13年。 娘と息子と三人家族で、田舎ならではの、楽しい暮らしを、過ごしています!!
2011年5月17日火曜日
久しぶりの墨付け
久しぶりの、墨付け、刻みです。
これは、追掛け大栓継ぎ(おっかけだいせんつぎ)です。
6m×4mほどの、ヤグラを作るのですが、渡り腮(わたりあご)の伝統構法で建てます。
さっそく、刻みに入ります。
五分の角ノミです。
このように、四角い穴が掘れます。
これは、込み栓の穴です。
こちらは、一寸の角ノミ。
ホゾ穴が、掘れます。
いの壱番です。
ほぞ取りです。この機械に二回、通すと・・・、
こんなホゾが出来上がります。
重ホゾ(じゅうほぞ)と言って、渡り腮を、下から上まで、貫いて、固めます。
追掛け大栓継ぎを、刻むとこんな感じになります。
一応、仮組みをしてみます。
長手方向へ、つなぐ継手という組み方です。
差し込んでいくと、お互いが引っ張り合って・・・。
組み合わさります。この状態で、横から込み栓を叩き込むと、完全に固まります。
これを考えた人は、素晴らしいですねぇ。
こちらが、「渡り腮」。この部分に下から柱のホゾが上まで貫いて、固めます。
建前は、来月に予定しています。
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